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帰り道、喉が渇いた僕たちは、大きな国道に面したコンビニへ立ち寄った。
こんな時間なのに、近所の不良が4人、入り口わきの駐車スペースでたむろしている。
「ガキが、こんな時間に何してんだ?!」
とんでもなく濃い化粧をしたお姉ちゃんが、眼を吊り上げて云う。
無視して店内へ入ろうとしたけど、別の金髪のお姉ちゃんに健ちゃんが腕を掴まれた。
「おいっ、こいつ健太だぜ! てめえ、海パン一丁で何やってんだ?! 身体は濡れてるし……?」
金髪のお姉ちゃんがにやけながら云った。
後ろの不良たちも大口を開けて笑う。
「お前ら、学校のプールへ忍びこんだんだろ?!」
しゃがみこんでる、ジュースの缶を口にくわえたお兄ちゃんがからかう。
バレてる!? なんか怖い。
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