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生華「遅い。いつまで、購買で選んでいるんだ。」
携帯の時計で時間を見てみると進が購買に入ってから、すでに15分たとうとしていた。
この間にもたくさんの生徒が購買から出たり入ったりしている。その中の一つの同級生(別のクラス)の会話が聞こえてきた。
生徒A「あいつってマジかわいいよな~。」
生徒B「そうか?俺は個人的に天白のほうがかわいいと思うけどな。」
僕と進みたいに他愛のない話しで盛り上がっていた。ただ違うところは、身近な女子で話題があるところだろうか。
生徒A「天白ってお前の塾にいる女の子だろ。一回写メ見せて貰ったけどよ。ちょっと子供っぽくすぎね。お前もしかしてロリコン?」
生徒B「バカ!そんな趣味はねーよ。思ったことを言っただけだ。薫を彼女にしたいっていうよりマシだろ。」
生徒A「まあ、確かにな。あいつを彼女にしようって思う奴は相当な物好きだな。あ、でもななんか噂であいつ裏があるらしいんだよ」
生徒B「裏ってなんだよ。」
生徒A「さあな。得に興味あるわけでもないし、関わりたくない。お前もしかして興味あるのか?」
生徒B「まさか(笑)」
生徒A「だよな~(笑)さっさと行こうぜ」
二人の生徒はそう言って笑いながら教室に向かって行った。俺は、薫とやらについて考えていた。
生華「(薫っていう奴の裏か・・・ちょっとおもしろそうだな)」
ちなみに薫っていう奴がどんな人かは全くしらないが裏っていうのは大いに興味がひいた。
進「おーい。悪い悪い。なかなか、決まらなくてな。」
進が戻ってきた、僕はまだ少し浮かれていた。
生華「お前、遅いぞ。」
進「あー悪い。でも生。なんでお前顔が少しニヤケてるんだ。?」
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