4/25 学校での暇潰し

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来たことのないクラスで知らない人に、知らない人のことを尋ねるのは、いまさらになってどうかと自分で思うようになってきたが、ここまで来たからにはやるしかない。 僕は適当に、クラスの人に話しかけることにした。 生華「あのー、すみません。」 生徒「はい?なにか。」 生華「あのー、薫瑛子っていう人いませんか?」 生徒「え?彼女ならいまさっき出て行ったけど、会わなかった?」 え?いまさっき。ということは・・・ 生華「あ、どうも有難う。」 僕は、そう言いすぐにクラスからでて、窓際に立ちすくんで考えることにした。・・・・・・考えはすぐにまとまった。 生華「(つまり、さっきの無表情女が薫瑛子だったってことか。・・・)」 僕は、購買で話していた二人にすごく同感した。 生華「(確かに、あれは彼女にするのはちょっといやだな~)」 まあそんなことはさておき、これからのことを考えることにした。 生華「さて、どうするかな?・・・ん?なんだあれ」 少し背伸びをした後に床をみると、一枚の紙切れが落ちていた。僕は拾って何があるわけでもないが少しチェックすることにした。 生華「んー・・・?」 真っ白な紙には、一個の紙いっぱいの円と、その円の中に三個の文字がかいてあった。 文字は筆で『怪狩り』と書いてあった。 生華「なんて、読むんだ?かいかり?」 こういうとき、若干国語苦手な自分がいやになる。
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