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「え?私聞いてませんよ?私もですよね?まさか「残れ」何て言いませんよね?ね?」
そんなヒルムの淡い希望をライノルズが粉砕した。
「まさか!!ヒルムもティアノイズも残ってもらうぞ?」
「な、なんで僕達を残すんですか~!?」
ヒルムが今にも泣きそうな声を出す。
「ティアノイズは料理の他に色々なことが出来るから残した。ヒルムは………しっぽを弄ると面白いから」
「そ、そんな理由で危ない目にあうんですか~!?僕、嫌ですよ~」
「そういう事でしたら喜んで残りましょう。主人に必要とされること。それが、執事の願いですから」
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