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「えっ?ティ、ティアノイズ様!?なにを言っ─」
「私は納得しましたよ?ヒルムは?」
ティアノイズがニコニコしながら、ヒルムに迫る。
「うっ…。う~」
ライノルズもヒルムをじっと見つめた。
ヒルムは一人考えていたが、直に自分を見つめる二人に負けたのか、最後にはやけくそな口調で、
「っ~…。わ、分かりましたよ!残ります。残りますよ!だから、そんな目で見ないでください!」
「クックックックック。他に文句は無いな?」
「はい。ありませんよ」
「……はい」
「よし、食事も終わったな?では、お開きとしよう」
ライノルズがそう言うと、召使達が食器を片付け始めた。
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