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それは、誰。
○亜兄様と、呼んでくれる妹みたいな彼女。
――――最近本を読むようになった。源氏物語を焼き尽くしたいと怒っていたっけ。
○病院を抜け出そうとする、殺し屋の女性。
――――髪をこの間見舞いに行ったらばっさり切り捨てていた。会話は未だに成立はあまりしない。
○女ったらしの腕だけは良いむかつく闇医者。
――――そろそろ金を差し出さないと何をされるか分からないな。
○香水で僕を殺すのかと思うほど、女を振り撒いている奴の助手。
――――眼鏡のフレームを替えたことに気付いてくれなかったとか香水を投げつけられて嘆かれた。
○それは尊いもので、その確立した存在に最近些細な小さな温もりを悟らせてくれたゲーム屋。
――――断城から帰ってきた僕らを出迎えてくれたその慈悲に水が伝りそうになった。
○矛盾が自分とでも言い張るような天の邪鬼のあいつ。
――――最近は悩み多き年頃らしく会いに行くとふて寝している振りをしてる。
○末っ子にこの間世話になった三姉妹。
――――末っ子は僕に子猫とハリセンをくれた。
あと、“二人”。
彼らの名前は―――――。
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