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悠太「ダメ?」
楓「ダメ」
悠太「本当にダメ?」
楓「しつこい」
悠太「はい」
悠太屈服
悠太「理由はやっぱり友達だったから。これだけは譲れない。」
楓「真面目に答えて」
悠太「真面目だ」
悠太の瞳は真っ直ぐ楓を見つめる。
その瞳に楓は渋々納得。
悠太「せっかく出来た繋がりを自分の手で切りたくなかったんだよ。やっと出来た同い年のそれも美人の友達を殺せるか?俺は出来ない。翠を殺された時は我を忘れて殺したかったけど、やっぱり出来なかった。」
楓「腹立たないか?」
悠太「腹立つよ?楓は俺と闘うために色んな人を巻き込んだからな。だから罰は受けて貰うよ?」
楓「なにも文句は言わない。それだけの事をやったからね」
悠太「よし!じゃあ……ゴニョゴニョ…」
悠太は楓の耳元で呟いた
楓「なっ!?正気!?」
悠太「本気です」
楓「仕方ないわね、わかったわ」
悠太の出した罰を渋々承諾した楓
悠太はニッコリと笑顔になった。
悠太「じゃあ罰が執行されるまでこの部屋で生活していいから。学園には俺から言っとくよ。桜と裕美にはなんて伝える?」
楓「ゴメンって伝えといて」
悠太「了解。俺は翠の所行ってくるわ」
そういって悠太はそういって部屋からでていった。
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