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急いで自室に戻る翠。
卒業式なんて途中で抜けだし、悠太の待つ自室に足を走らせていた。
がちゃ
悠太「おっ、早かったな?もう終わったのか?」
何故か美羽とプリンを食べながら普通にいる悠太。
美羽は翠が来たがプリンに無我夢中。すでに悠太と合わせて20個以上のプリンを平らげていた。
翠「ゆ~う~た~。」
ズンズンと足音をたてながら近づいてくる翠。
美羽のスプーンも止まる。
どん!と悠太の前に座る翠は深く息を吸った。
翠「卒業式でなにしてるのよ!?マスターをどけてまでした発表があれ?大恥かきそうになったわよ?あ~恥ずかしく死にそう!もう大人なんだから考えて行動して!」
散々文句を言う翠
悠太と美羽はぽかぁ~んと見ている。
翠「それと……ふつつか者ですけどこれからもよろしくね?」
…………
悠太「おう!炊事洗濯任せたぞ!」
翠「雑用ばっかりじゃない!?少しは手伝いなさいよ?」
悠太「やだ!」
翠「だめ!」
美羽「これって住むって事でいいけど、結婚とかはするの?」
美羽の突然の言葉にカァ~と真っ赤になる二人。
悠太・翠「美羽(ちゃん)!?」
声を合わせてツッコミを入れる二人に美羽は笑いが止まらなくなっていた。
つられて二人も笑い出しはじめた。
悠太達のこれからの人生が幸せでありますように。
~fin~
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