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日「ったく…何で俺が今更こんな場所に…」
俺は今、全日本認定執事養成学校の前に居る。
…おっと…自己紹介が遅れたな。
俺は夜霧 日向。
一応名門の執事一族の長男だ。
俺は執事が大嫌いだ…なるつもりも無かったのにこの度奇しくも強制で執事にされた…あんのクソジジィ…!!
では現在に至るまでの回想をどうぞ!!
ー1日前ー
カァン!!!…カン、カンカン!!
俺はいつものように朝稽古をしていた。
日「良い感じに体も温まってきたな…」
今日は昨日文献で読んだ刀拳術ってのをやってみるか…。
日「ふぅぅ……ハァッ!!」
カン!!…カンカン、ドンッ!!ドンドンッ!!!
言っとくけど太〇の達人じゃねぇからな?
寿「相変わらず強いな…日向」
あ…?なんだ…親父か…。
日「おはようさん、親父…何か用?」
夜霧 寿芳…たった一代で執事として名声を上げ、夜霧家を大きくした家主。
寿「エラく冷たいな…せっかくお父ちゃまが稽古を着けてやろうかと思ったのに…」
ヤベぇ…素で鳥肌が…。
日「親父…キモい…」
寿「キモいってなんじゃあぁぁ!?」
バカ親父は何処からかちゃぶ台を用意して盛大にひっくり返した。
手が込みすぎだバカ親父。
日「いいか!?色々ツッコミたいがまず最初にお父ちゃまってなんだ!?
気味が悪いにも程があるぞ!?」
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