1、エンジェル・ハート

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「どうしてって、困っている人がいるなら、助けてあげようって思うのが普通じゃない!」 ティルはそう言って胸を張った。 「困っている人がいるとは限らないだろ。もしかしたら、臨時の特売かもしれないしな。いまさら行っても、どうせ良いものは全部売れているぜ」 「ジン…………」 「ん?」 「行きたくないの?」 「はい」 本音が条件反射で出た。 「…………闘魂注入っ!」
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