「青春・友情」を物語る！

照れますが正面きって青春

では、まんがの中の青春をたどってみましょう。
あんまりマイナーな作品だと話が見えないでしょうから、ここは有名な作品から。

「巨人の星」

を見てみますね。
とはいっても、古い作品なので、あまりピンと来ないかも知れませんが……。
「巨人の星」の主人公、星飛雄馬は、父・星一徹の夢を叶えるために、幼い頃からひたすら野球の練習に励みます。
と言っても、飛雄馬本人の意思で励んでいるわけではなく、星一徹が強制的に野球漬けの毎日を押し付けてるんですけど。
ある意味、虐待かも知れませんが、このスパルタ教育は、「巨人の星」がアニメになって大ヒットした事によって、物語の面白さとは別なところで、マスコミに取り上げられ、スパルタ教育の是非が問われたりして、父・星一徹は、当時のいわゆるマイホームパパや企業戦士で家庭無視のモーレツ社員の正反対にいる頑固オヤジの代名詞となります。
それはさておき、そんな父に育てられた星飛雄馬は、まともな青春も友情も経験しません。