隣の君

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今日も平和な日々 授業は上の空 だけど隣には私の大好きなあの人がいて・・・・ 名前は山本武君 野球部。笑顔のカッコイイ山本君はいつも皆の人気者。ファンクラブまであってすごいんだよね 私も入りたかったけど山本君が困ると思って入れなかった、毎日あんなにたくさん山本君の前に集まって・・・ でも山本君は嫌な顔なんて少しもしないで爽やかに笑って "ありがとな"って言う。そんなあなたにどんどん引かれていって・・・でも私はいつも遠くから見てるだけ、皆みたいに積極的じゃないから だからいつもプレゼントを渡す時は本人に直接は渡さない。 バレンタインの時は机の中にこっそり入れて・・・誕生日の時はストーカーかも知れないけど家のポストに入れて・・・気付いてもらえなくても私はそれでよかった山本君が毎日の笑顔でいつも勇気をもらったから・・・・ 山「なぁ、唯」 いきなり呼ばれてハッとして隣を見ればすぐ横にはあの笑顔があって 唯「な、何山本君?///」 今、私の事名前で呼んでくれた。嬉しかった 山「数学の教科書忘れちまってよ、見せてくんねぇか?」 唯「うん///いいよ」 教科書を横に置くと山本君が机をくっ付けてきた、どうしよう緊張する/// 山「サンキューな♪」 山本君の笑顔いつみても励まされる
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