第4章

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「まだ体痛むの?」 私は彼の腕の中で頷く。 「ゴメンね…限度超えたよね?俺、頭に血がのぼってた。ゴメンね…」 「大丈夫だよ。もし今日も繋がれたら、絶望してたかも知れない。だけど今日は繋がなかった。だから私も少し冷静になれた。だから大丈夫。油切れのロボットみたいにしか動けないのは辛いけど…」 「本当にゴメン。」 そういうと体を離し、耳元に口を寄せ 「だけど…本当に綺麗だったよ…よがり狂う姿…」 と、囁いて首筋にキスをした。 私はゾクリとし体を固くしてしまい、身体中に痛みが走りフラついた。 慌てて抱き寄せた彼を見上げ 「本当に反省してるんでしょうね?」 と、睨んだ。 「もちろんです。反省してます。」 真摯な表情で答える。 「とりあえず、了解しました。ところで…私まだ立ってるの辛いんだけど…」 「そうか…ゴメン。そっち行こう…」 彼に支えられ、ベットサイドまで歩き座る。 「本当にギシギシ鳴りそうな動きだね。」 ニヤつきながら眺める。 「だれのせいよ。」 軽く睨みつけると、肩をすくめ上目使いで頭を下げた。 私は微笑んで 「ビール頂戴。」 と、手を伸ばした。 「好きなだけ飲んで下さい。はいどうぞ。」 そう言ってテーブルにどんどん並べ始めた。
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