寵愛

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「逝ったんだね?じゃあもう俺の…要らないかな?」 「意地悪…」 ニシシ…と漫画のような笑い声をあげて 「上に乗って貰っちゃおっかな~」 と言って仰向けに寝る… 私は逝き続け重くなった体をようやく動かし彼の上に跨りゆっくりと飲み込む… 待ちかねたその場所はまるで意思を持つように絡み付き、咀嚼するようにく蠢めく… 「ああっ…」 やっと一つになれたという感覚に、それだけで逝きそうになる… 「気持ちいいよ…お前の中…熱くて…」 そう言いながら、静かに腰を動かし始める。私の腰もその動きに合わせ動き始める… 徐々に速くなる動き… 「あっ…あっ…ああっ…逝く…いくう…」 「うわっ…凄い締め付け…凄いよ…」 そう言いながら激しく突き上げる… 「ああっ…はあっ…そんなに突いちゃ…ああっ…奥に当たる…おっきいの…くる…はあっ…ああぁぁ」 絶叫にも似た声をあげ硬直し体を震わせ倒れこんだ… 貴方は静かに腰を動かしながら頭を撫で 「大丈夫?」 と囁く… 肩で息をしながら辛うじて頷く… 「それじゃ俺も逝かせて貰うかな…」 そこまで言うと耳たぶを舐め 「お前の中に…」 と囁いた…
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