きっかけは「お重入りおせち料理」

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重箱に、きれいに詰められたおせち料理をながめていると、単純に、日本人で良かったなあ、と感じる。 食べ物のひとつ、ひとつに意味が込められている。 見通しがいいように、レンコン。 マメに働けるように黒豆。 頭角を現すように、くわい。 なるほど。 しかも、縁起がいいようにと、わざわざ亀のこうらの模様に切ってあったりする。 すごいな、料理人。 このおせち料理を作ってくれた人、ありがとう。 もしかしたら、このかきいれ時にかり出された、パートのおばちゃんが、流れ作業で作ったのかもしれないけど、だけど、ありがたいことに変わりはない。 そうだ。 一年の始めに、こんなふうに、人への感謝の気持ちが沸くのは、いいことだ! この正月休みの間に、一体何人に「ありがとう」が言えるか、やってみようっと♪
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