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尚美と別れ数年…
“私”は大分から『にちりん』で小倉に着いた。
小倉の業者と打ち合わせの為である。
打ち合わせの後、小倉まで来たなら博多に寄って飲んで行こう。
そう思い、博多まで行った。
博多では、馴染みの『お釜バー』に寄った。
店のメンバーに
『ルイ・美豚(ヴィトン)』が居た。
飲んで話しをしていると、彼女は夜の歓楽街に、とても詳しかった。
“私”
『どーせなら…イイ女を抱きたいが、良いデリを知ってるかい?』
『うーん、本番有った方が良いんでしょ』
美豚は少し考えて…
『じゃぁ、あの子ね!
今、電話してみるわ。
たまに、ここに来る子だけど、モデルさんみたいに綺麗でスタイルの良い子よ。
1時間後で良い。
事務所に内緒の個人的なバイトだから、値段はデリと同じだけ払って上げてね!』
美豚は店の外に出て、電話をして戻った。
『2時間後ならOKだって。
それまで飲んで行ってよね!
手数料にビールご馳走になりま-す!』
そう言って、美豚は自分でビールを取りに行った。
“私”は1時間ほど、美豚相手に馬鹿っ話を続け、ホテルに戻った。
シャワーを浴び、ボーっとしながら酔いを冷ましていた。
ピンポーン♪
部屋のチャイムが鳴った。おもむろに、ニコッと笑いながら、部屋のドアを開け…
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