―幸せな時間―

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「やばい!遅刻だぁ!!」   ボサボサ頭のままデッシュはリビングに駆け込んで来た。   「今日土曜日だよ?パパと一緒だね。フフッ」   ターナが小馬鹿にしたように言った。   「違うよ、今日の朝 秘密基地に集合ってロックに言われてたんだよ! 母さん!僕このトーストだけでいいや。」   「デッシュ、髪の毛ぐらい整えて行きなさい。」   「帽子かぶるから大丈夫! 行ってきまーす!」   デッシュはトーストを口に咥え、家を出て行った。
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