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真白な冷たい絨毯に寝転がり、キラキラと輝く空を見上げる。 小さな星々が、自分の存在を示すかのように光輝く姿……。 その姿を見つめながら、私は徐にこう考え始めていた。 世界がこんなにも広いのに、私は何故こんなにもちっぽけなのだろう。 世界がこんなにも広いのに、私は何故生まれたのだろう。 自分が生まれてきた理由を…… だけど……もうすぐそんな事も考えなくて済む。 このまま時が流れれば……。
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