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この世界で一番早く生まれた最も古い神様の1人、美青年のエロスは、天上に向かうアフロディテに付き添って行く事になる。
エロスは、仲間である「欲望の神」ヒメロスもお供として天上まで同行させた。
エロスはこの時から、アフロディテを実の母親のように慕い、この後にアフロディテを母とみなし、息子のように孝行しながら一緒に暮らすようになった。
アフロディテが天上に到着すると、大勢の神々が出迎えた。
アフロディテを見た神々たちの間では、たちまちの内に深い感動に包まれたどよめきと溜め息が沸き起こり、あまりのアフロディテの美しさに神々は声を失ったのです。
ところがエロスとヒメロスは、その神威によって、天上の神々の心中に恋心と欲望を芽生えさせてしまうのでした。
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