333人が本棚に入れています
本棚に追加
「俺は、そんな目に遭うものか」
クロノスはそう決断した。
やがて自分を脅かす存在の息子達を、成長する前に一人残らず飲み込む事が最善の道である。
クロノスはそう判断したのです。。。。
三人の女の子と、二人の男の子を次々に生んでは、クロノスに飲み込まれてしまったレイア。
しかしレイアはまた妊娠する。
「今度の子だけは、なんとかして夫のクロノスに飲み込まれてしまう運命をまぬがれさせたい。そしてこの子を無事に育て上げこれまでのクロノスの非道に対して、なんとか復讐をさせたいわ」
そう考えたレイアはガイアに己の考えを打ち明け、どうしたらよいかと相談したのです。
最初のコメントを投稿しよう!