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世界の始まりは、、、、
カオス(混沌)の誕生から始まる。
混沌はすべてが混じり合った巨大な渦であり、その内部はあらゆるものの間に、境界や区別がない。
混沌の中では吹く風さえも方向を定めない。
その為カオスの巨大な口の中に飲み込まれたら最後、たちまちのうちに混沌の中に巻き込まれてしまう。
絶えずでたらめな方向に吹き荒れる激しい暴風に捕らえられてしまうのだから。
カオスに捕らえられたら最後、風に舞う木の葉のように、移動し続けて出口の無い永遠をさ迷う事になる。
カオス(混沌)って人の心の闇と一緒で、一度飲み込まれてしまうと抜け出せなくなる。
闇は人の根源であり、全ての始まりなのでしょうね。
人は生まれくる前に、沢山の闇を抱えている。
でも生まれるその時は、希望と言う夢を抱きながら産まれる。その先に在る光を求めながら。
カオス(混沌)もまたいつか開かれる闇の扉、このあと誕生した!ガイア(大地)、そしてタルタロス、エロス。
ここから、神話は動き出す。
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