ギリシャ神話

天地創造、大地の女神ガイア。

ガイアは、大地。

私達が生きるこの大地そのものであるガイアは、あらゆる神々の祖母にあたる存在であり、空恐ろしい女神でもあった。

そして、タルタロス。

男神でもあるタルタロスは！

大地が天から離れているのとちょうど同じだけ大地から離れた地底の底にある地獄であり、世界に害をなす悪神や魔物を封じ込める場所である。

真っ暗な闇にあり、ジメジメした、モヤが絶えず立ち込め不快で不気味な場所だ。

エロスは、愛の神。

しかし、女神ではなく絶世の美男子、男神。

美しいものを見ると、自然に愛と言う感情が湧くように、エロスはこの世に二人といない美青年であり、全てのものを魅力せずにはおかなかった。

男と女を愛によって結びつけ、子供を生ませるエロスの神力は、この世界には無くてはならない神徳。

ガイア、タルタロス、エロス

この神々もまた、人で言う所の！
肉体、感情、理性を表しているのかもしれません。

この後にカオスは、エレポスとニュクスという二人の子供を生む。
エレポスは男神で地下の暗闇の神。
ニュクスは不気味な夜の女神になる。
二人の神はやがてエロスの働きで恋に落ち、やがて結婚をするのです。