ガイアの子「ティタン」

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世界に現れた神々は、やがて子供を生むようになる。 男神で地下の暗闇の神であるエレポスと、不気味な夜の女神であるニュクス。 この二人のあいだにも、二人の子供が生まれる。 子供の名は、アイテルとヘメラ。 アイテルは男神で、地上を照らす光よりももっと清らかな光の溢れる「天上の高空」の神。 ヘメラは明るい「昼」の女神。 父、闇のエレポス。 母、夜のニュクス。 二人の両親は闇の性質の神にあたるが! 子供達は! 息子、天上の高空アイテル。 娘、昼のヘメラ。 二人とも、光の性質の神である。 親とは正反対の子供が生まれた事により。 「昼」と「夜」、「地下の闇」と「天上の光」という、二つの正反対な時間と空間の区別が出来るようになったのです。
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