ギリシャ神話

ガイアの子｢ティタン｣

最初に生まれた恐ろしい息子！それは、額の真ん中に丸い目の巨人たち。

キュクロプス(丸目)と呼ばれる怪物は三人生まれた。

次に生まれたのが、五十の頭と百本の腕と、巨大な体躯を持つ巨人！
これも三人生まれ、ヘカトンケイル(百手)と呼ばれた。

これに驚いたのは他でもないウラノスだった。

ウラノスは自分が王として支配している世界に、このような息子がいては困る・・・・・・。
そう思ったウラノスはキュクロプス、ヘカトンケイルたちを身動き出来ないように縛り上げ、妻ガイアのお腹にもどし、地底に閉じ込めたのである。

母親のガイアにとっては、キュクロプスもヘカトンケイルも怪物とはいえ自分が腹を痛めたかけがえの無い子供たち。

その子供たちに酷い仕打ちをしたウラノスに、激しい憎悪を抱くようになった！

こうして女神ガイアの内なる本質が現れてくるのです。