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憎しみの末に見せた母親ガイアの闇の部分をみた、子供のティタンたちは皆怯えて顔が青ざめる。
事の余りの恐ろしさに誰もがぶるぶると震えながら尻込みする中、ただ一人だけ声を上げた者がいた。
母ガイアの前に進みでて、「自分がやりましょう」と名乗り出たのはクロノスと言う息子だった。
クロノスは兄弟の中では一番若くまだ幼さが残る末っ子だったが、力は兄弟一であり、知恵者でもあった。
「その役目は自分が引き受けます」
勇猛に申し出た息子クロノスに対して、母ガイアは大いに喜び、父ウラノスへの復讐の計画を明かすのであった。
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