～哀しみの灰狼～

†…第１章

『あぁーだりぃな。』

いまから俺は親父がやっている風鈴学園に行っている

『なんで俺が高校なんて行かなきゃ行けねぇんだ…』

俺は１５の時必死に
勉強して大学を卒業した

そして力をつけるため
アメリカに滞在していた

だがそれも昨日まで…

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(回想)

in ｱﾒﾘｶ

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ ﾋﾟｯ

『Hello?』

｢もしもし?玲緒?｣

『なんだ。親父かよ…』

｢ひどい言い方だな～｣

『で?何のようだ?』

｢玲緒には日本に帰ってきて俺が経営している風鈴学園に入ってもらう。｣

『意味わかんねぇ。俺は学園になんか行かなくてもいいだろ?』

｢玲緒にはちゃんとした学園生活をおくってほしい。それにあいつもそれを願っているんじゃねぇか?｣

『…でも俺にはやるべきことがある』

｢それは日本でもできるだろう?とにかく今日の最終便でこっちに戻ってこい。｣

『ﾁｯ。あぁ』

｢それだけだ　じゃーな。｣

ﾌﾟﾁｯ ﾌﾟｰﾌﾟｰﾌﾟｰ

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