出会い

4/22
303人が本棚に入れています
本棚に追加
/420ページ
その地図のせいで、俺は待ち合わせ場所が分からず、道に迷ってしまった。 「ああぁぁ!」 待ち合わせの時間はもう経とうとしていた。 その時、何処からか学校の制服を来た、女子高生が現れた。 そういえば、地図からは場所だけが分かっている訳だし、道を聞けば良いのではないか…。という考えが思い付いた。 そこから行動するのは早かった。 「すみません」 俺は恥を承知で声を掛けた。 「はい、何でしょうか?」 彼女は俺の声に気付いて、足を止めてくれた。 「自然公園にはどうやったら行けますか」 俺がその言葉を言った時に、彼女が嫌な顔をした様に見えた。
/420ページ

最初のコメントを投稿しよう!