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その地図のせいで、俺は待ち合わせ場所が分からず、道に迷ってしまった。
「ああぁぁ!」
待ち合わせの時間はもう経とうとしていた。
その時、何処からか学校の制服を来た、女子高生が現れた。
そういえば、地図からは場所だけが分かっている訳だし、道を聞けば良いのではないか…。という考えが思い付いた。
そこから行動するのは早かった。
「すみません」
俺は恥を承知で声を掛けた。
「はい、何でしょうか?」
彼女は俺の声に気付いて、足を止めてくれた。
「自然公園にはどうやったら行けますか」
俺がその言葉を言った時に、彼女が嫌な顔をした様に見えた。
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