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葉「そんなことより早くお着替下さい」 一「分かってるよ!!」 俺は有栖川一樹。名家である有栖川家の跡取りだ。 そしてこっちは執事の葉月。かなり………いやちょっと口煩い奴だ(汗)←背後からの威圧により訂正した。 葉「朝食は車に用意しています」 一「ありがとう」 葉「一樹様、ネクタイが曲がっています」 一「あっ…」 葉「あなたは有栖川家の跡取りなのですから、もう少ししっかりしていただかないと」 一「分かってるよ…」 小さい頃から跡取りだからと、いつも色々言われて育ってきた。だけど、俺は何をやっても駄目でいわゆるおちこぼれ。
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