7人が本棚に入れています
本棚に追加
Brise
肌が透き通り夜を優しく
抱きしめる空がそっと
舞い降りて来る頃
風のざわめきは
指の隙間をすりぬけながら
遊んでいる
君はてのひらを
優しく差し出して
この空に飛び込んだ
僕の行き先を
瞬きもせずじっと見てる
何もない
白い部屋の窓から
小さな体をのばして
この空に
少し近づいた君は
僕と二人で踊っている
静かな夜には
僕がこの子守唄で
なぐさめてあげるから
そんなに泣かないで
風がささやいた
「アスファルトの焼けた
匂いもこの夜にはないよ」と
突然の周りの出来事に
君はどうしていいか…
戸惑っている?
君は手のひらを
優しく差し出して
この胸に飛び込んだ
街の静けさも
歳の数の灯りも君のために
何もない
白い部屋の窓から
遠くの景色を眺めて
夕暮れに少し冷たい
風をまとい
この日のために
いつも奇跡を祈ってた
何もない
白い部屋の窓から
小さな体をのばして
この空に
少し近づいた君は
僕と二人で踊っている
この空に
少し近づいた君は
僕と二人で踊っている
この空に
少し近づいた君は
僕と二人で踊っている
静かな夜には
君の素敵な顔を見せて
最初のコメントを投稿しよう!