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茜は振り向く事なく、そのまま新幹線改札口へと歩きだす。 「亮…今まで有難う…私、神戸で絶対に幸せになるから…亮以上の人見つけて幸せになるから、絶対に…」 それまで気丈に振る舞っていた茜。 夕暮れに染まる東京の街を見つめながら、彼女は人目を気にする事なく涙を流すのだった…
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