晴れ渡る今

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秋「へ~、あの二人がね~。何がキッカケだったんだろ?」 アキは二人がくっついた事に感心したようで、くっついたキッカケに食いついていた。 夏「そのくっついたキッカケは俺も分かんないんだけど、告ったのは長野かららしいぜ。」 冬「マジかよ!?長野にそんな勇気があるとはな……。」 春「さ、三人とも!早く行かないと遅刻するよ~!」 長野・大久保カップル成立の話に盛り上がっていた俺達に、ハルが言った。 俺は携帯を取り出し時間を確認する。 冬「ん?うわぁ!本当だ!!急ぐぞ!!ハル!ナツ!アキ!」 夏「あ!ちょっ!待てよ!」 秋「本当にヤバいじゃない!」 春「わ、私を置いて行かないで~!」 俺達は幼馴染み。 春夏秋冬、4つの季節の名を持つ俺達はかけがえのない、親友だった。    
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