prologue

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あぁ…まただ……また思い返す… あれは… 事の大きさがあまりに大きすぎて…身近すぎて…あまりにも近すぎて… 忘れられない。忘れたくもない。忘れるはずかない。 だけど…光陰矢の如し…時間が経つのが早く感じた。 いや実際早かった。 あの時、俺はいったい何をして 何を思っていたんだろう あの出来事は電話帳並みの厚さに相当するはずなのに… 俺の記憶はほんの2、3ページにしかすぎない。 それは…理由があるはずだ… もう一度この流れのままに、逆らわず あの日を… あの日を思い返してみるか…
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