prologue

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あの日は結婚記念日で両親は毎年、プロポーズをしたという高級料亭?に行くのだが、それで死ぬなんてなんてバカなんだろう…… ていうかプロポーズといっても両親が遊び人で、そして所謂できちゃった結婚なのでプロポーズも糞もないと思うのだが…… そして事故の話をした後………警察と今後の相談をした。 この時まで気がつかなかったが両親はどっちとも一人っ子で、もう亡くなっている祖父母も一人っ子で、さらに両親はできちゃった結婚以前に遊び人ということで、親戚からはばかれていた。 だから親しい親戚と呼べる親戚が一人もいなく、ていうか会ったことがない。 なので 俺が早苗を働いて養っていくことに決めた。 それに早苗は今度高校受験だ。 早苗には何の苦もない生活を送ってほしい 当然警察は止めた。 簡単なことではない…と だが……これから人に頼ってはいけないと思って断った… いや…他の人の意見に左右されたくなかったのかもしれない。 それとも…ただの我が儘なのかもしれない。
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