2/6
前へ
/25ページ
次へ
  それから…… 。///////     時は流れて 10年後…… 。   向日葵は18歳の春を迎えていた。   もちろん、日本のどこかにいるであろう…… 、 翔も…… 。     ―――――――………     向日葵母「本当に独り暮らしなんて、大丈夫なの? 心配だわ~。」   向日葵「大丈夫よ。 学校のすぐ近くだし…… 。」     18歳になった向日葵は、家を出て独り暮らしすることにした。   8歳の時に引っ越しして、ここへ来てもう 10年が過ぎた。   その間に両親は離婚し、それからというもの、母1人子1人で暮らしてきた。   離婚してから、向日葵の母は、小さいながらも花屋さんを始めた。   受験した大学は、家から通うには少し遠く、ようやく起動に乗り始めた店をほおっておけないので、そうすることに決めたのだった… 。     今日は、新しく引っ越す向日葵の部屋の契約に2人で来ていた… 。         不動産屋「この辺りはほとんど学生さんが独り暮らししてますから、きっとすぐに友達なんかも出来ますよ。」   向日葵「ほら。だから大丈夫。 心配しないで…… 。」   向日葵母「そうねぇ~ 。 ちゃんと、用心するのよ?」   向日葵「は~い。」   という訳で、なんとか無事に契約を済ませた2人は、家へと帰った。     向日葵が契約を決めた部屋は、間取りは1DK、駅から徒歩10分弱の2階建てアパートだった。     2階建ての1番奥の部屋だった。     隣には、既に学生さんが入居しているらしく、また後日 2人で挨拶に行こうと決めた。       ――――――――… ―――――――…      
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加