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それから…… 。///////
時は流れて 10年後…… 。
向日葵は18歳の春を迎えていた。
もちろん、日本のどこかにいるであろう…… 、
翔も…… 。
―――――――………
向日葵母「本当に独り暮らしなんて、大丈夫なの?
心配だわ~。」
向日葵「大丈夫よ。
学校のすぐ近くだし…… 。」
18歳になった向日葵は、家を出て独り暮らしすることにした。
8歳の時に引っ越しして、ここへ来てもう 10年が過ぎた。
その間に両親は離婚し、それからというもの、母1人子1人で暮らしてきた。
離婚してから、向日葵の母は、小さいながらも花屋さんを始めた。
受験した大学は、家から通うには少し遠く、ようやく起動に乗り始めた店をほおっておけないので、そうすることに決めたのだった… 。
今日は、新しく引っ越す向日葵の部屋の契約に2人で来ていた… 。
不動産屋「この辺りはほとんど学生さんが独り暮らししてますから、きっとすぐに友達なんかも出来ますよ。」
向日葵「ほら。だから大丈夫。
心配しないで…… 。」
向日葵母「そうねぇ~ 。
ちゃんと、用心するのよ?」
向日葵「は~い。」
という訳で、なんとか無事に契約を済ませた2人は、家へと帰った。
向日葵が契約を決めた部屋は、間取りは1DK、駅から徒歩10分弱の2階建てアパートだった。
2階建ての1番奥の部屋だった。
隣には、既に学生さんが入居しているらしく、また後日 2人で挨拶に行こうと決めた。
――――――――…
―――――――…
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