『不思議な扉』

6/19
前へ
/85ページ
次へ
一人でこの家で暮らすのもなれていき、季節も秋になる頃、庭の大きな柿の木に今年もいっぱいの実がなった! 休みの日に家で庭を眺めていると、トゥルルルル…一本の電話がなった。 「もしもし、淳平?」 きたきた、母さんからの電話だ。 「そうだけど?まぁこの家にはおれしかいないからな(笑)」 「そんなことより、今年の柿はどう?いっぱいついている?おいしそうな所をたくさんとって、こっちに送ってくれない?」 と、言われた。 「いっぱいついてるよ!いいよ!そしたら早いうちに送るよ!」 つーか柿の事よりも、まずおれの心配しろよ!なんて思いながら、柿の実をとりに庭にでた。
/85ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加