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君は覚えていますか?
二人で歩いた あの道を?
木枯らしの吹く寒い夜に
僕にそっと寄り添う君…
僕の中では今も鮮明に輝いています
君は寒いのが苦手で…
寒い寒いとふてくされていましたね
愛しい君…
何故こんな結果に成ったのでしょうか?
君は僕の元から去って行った…
『嫌なところがあったのなら 直す』と
情けなくも すがりついた僕に
君はただ ただ笑って言った…
『貴方は優しすぎるのよ』
僕には意味が分からなかった…
優しさが罪だとでも言うのでしょうか?
優しさは人を駄目にするのでしょうか?
優しさが罪だと言うのなら
君が囁いた愛の唄は?
あれも罪ではないでしょうか?
僕には痛い程優しく響きました…
本当に痛い程…
痛い…
この胸が…
痛い…
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