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謝っても、君だからなかなか許してくれないだろうな。
どうしたら、許してくれる?
君は相変わらず僕を睨む。
でもその仕草さえ、僕には愛しくて仕方ないんだ。
もう、やめようよ…。
傷つけ合うのは……。
僕は君に近く。
そしてそっと抱きしめた。あんなにも僕を睨んでいたくせに、君は今僕におとなしく身を負かせてる。
その目からは、涙。
やめて、お願い。もう泣かないで…。
「もうやめよう。傷つけ合いたくなんてない…。ゴメン」
素直に出た言葉だった。
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