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あたしは幸か不幸か
男が途切れたことがない。
故に いつも
誰かの所有物だった。
【誰かの彼女】
という呼び名で
いつも
あたし自身ではなく…
【誰か】の
影になったように。
だけど
あなたは
今までの誰とも違って
あたしを
【あたし】として
見てくれたんだ。
もちろん
あなたは
あたしの彼氏の知り合いでもな
いから
あたしの直接の存在。
そんな関係が初めてで
唯一だったの…
だから
あなたは
男友達がいないあたしの
【特別】だった。
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