序章 ~プロローグ~

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人気のない山の中。 時刻は深夜。 辺りは静まり返り、満月の光に木々のシルエットが映し出される。 その静寂の中、一人の男が木々を掻き分け走っていた。 男は銀色の西洋の甲冑のようなものに身を包み、顔にまで銀色のマスクを被っていた。よく見ると月明かりに照らされキラキラと輝くその体には、至る所に傷がつけられてる。 男は何かに追われるように夢中に走り続けた。
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