プレゼントその1

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<それは、聞かない方が良いことなんだよね?> 朝倉君が確認してくれる。嘘はついていない…。 「そうしてもらえると助かります。…ごめんなさいです……。」 何しろ、お姉ちゃんから口止めされているので、迂闊には喋れないのだ。 <分かった…。ことりがそう言うなら聞かないよ。> 「ありがとうございます。」 何とか誤魔化す(?)ことが出来た……。ふぅ…危ない危ない………。 「ふぅ………。」 <ん?どうした、ことり?> 無意識の内にため息が出てしまった。朝倉君には、何でもないのと返す。
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