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「それは良かったです。疲れたでしょう。何か食べませんか?おごりますよ。アオイが」
「オレかよ!!」
レイナスの言葉に素早く反応しつっこむアオイ。
「もちろんだ。今回は私がお前におごったせいで手持ちの金が少ない。よってお前がおごる。なんていい考えだ」
「クソのつく説明どーも。いっぺんその腐った脳みそ捨てて取り替えてこい。そうだな、地獄あたりに」
「そういうお前のその記憶力のないつるんつるんの赤ん坊よりひどい脳みそ、少しは良くなるようにシワを刻みつけてやろうか?お前の愛刀で」
ピク。ピクピク。
「んだとゴラァ!やるかァァ!!?」
「上等だ!穴だらけにしてやる!」
そのまま立ち上がった二人はケンカに突入…と思いきや。
「アオイ、レイナス。食事中は静かに」
にっこりと笑っているはずなのにどこか怖いオーラを醸し出したシェーマスが二人の首根っこを大きな手で掴んでいた。それには公安局の暴れ馬二人もはい、と大人しくならざるを得なかった。
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