.第1章

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「望月さんだぁ!」 「いつ見ても綺麗…。」 「憧れるなぁ…。」 何だか知らないけど私はみんなから注目を浴びる。 「あのっ! 望月さん!! 俺と付き合って下さい!!!!」 まただ…。 毎日誰かにこんなこと言われる。 「ごめんなさい…。まだ私は誰ともそんな気になれなくて………。」 そう言って申し訳なさそうに見つめると… 「困らせてすみません!! 気にしないで下さい。」 ってどっかに走っていく。 恋愛なんかごめんだ。 何でって?? めんどくさそうじゃん。 だって学校終わってデートしたり、休みの日も会ったり…。 そんなことしてる暇があったら、家でゴロゴロしたいじゃない?? ゲームしたり、マンガ読んだり…っさ。 だって私、干物女ですから。
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