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話しかけてきたのは、拓海の幼なじみで親友の高田一哉だ
今日も笑顔で拓海を小馬鹿にしにきたのだ。
一哉「ん?何?呼んだ~?」
一哉は、分かっているくせに分からないような顔をして口笛をふく真似をした。
拓海「……ッ💢
…ハァ~ァァあ~」
少し怒りを覚えたが、拓海はそれを押し込んでため息をついた。
それを見た一哉は、いつもと違う雰囲気の親友に驚いた様子で
一哉「ど…どした?何?何があった?💦」
と、気遣いながら質問した。
普段の一哉はいい奴で、クラスからも人気があるのだ。
そんな一哉をみて拓海は
拓海「か…一哉ぁ~~~~‼」
と、叫びながら一哉に抱きついた。
一哉「のわぁっ!?バッ!離せっコラっ!!」
いきなり抱きつかれて一哉は驚いたのかバランスを崩して拓海が一哉を押し倒すかんじでたおれてしまった。
ドサァ
…………………………あ
拓海、一哉「「……………」」
倒れ込んだ二人の状況は、少女マンガでいうヒロインが主人公を倒してしまい
気づいたら二人の顔が近くそのままKISS
というなんとも奇跡的な状況になっていた。
しかし
そんなラブコメチックがある訳もなく…
拓海、一哉「だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
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