第二話近所に住む悪ガキ

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未稀は目を泳がせている様子から、言いたいことが分かってるんだなって察しました。 「何だかんだ言っても辛いんでしょ?もう一度話合ってみようか。」 「でも………。」 未稀がためらっていると遠くから声が聞こえてきました。 「おい、未稀!!!話を聞いてくれ!!!」 和樹の思いがけない一言でびっくりしました。 「な、なに?」 すると和樹は頭を下げて思いっきり叫びました。 「ごめん!!俺には上手い言葉言えないし思いつかないからハッキリ言うな。 やっぱりお前とこんな気まずい歓迎会嫌なんだよ! 俺が嫌いなのも知ってるけど……まだ希望があるならその希望を信じても良いか?」 未稀は華鈴の方を振り向くと、華鈴はにっこり微笑んでいました。 そしてにっこり笑って叫びました。 「あるよ!もう一度戻れる?あの日々に。」 「あぁ、戻れるさ。」 「本当!?」 すると未稀は満面の笑みをしました。 「今度は裏切らないでね。」 そしてにっこり笑うと和樹も微笑みました。 二人は学校のこととかを話しながら帰って行きました。
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