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下校してると
優斗に会った。
私から話しかけるのは無理だった。
「ユキ、どした?元気ねぇぢゃん」
………心配してくれてるの?
「優斗…小1の時の約束、覚えてる?」
私は『覚えてるよ』の言葉に期待してた。
「約束?何だそれ」
………………え?
「ほん……きで言ってんの?」
「何のことだよ?」
涙が頬をつたった。
「もう…いいよ。優斗な‥んか」
「あっっ‥おい!!待てよ」
私は気づいたら
走っていた。
だって
辛かったんだもん。
私は優斗を意識してた……
けど
優斗は私を意識してくれてなかった。
もぅ
バレンタインなんか
いいや………………。
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