2月12日

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下校してると 優斗に会った。 私から話しかけるのは無理だった。 「ユキ、どした?元気ねぇぢゃん」 ………心配してくれてるの? 「優斗…小1の時の約束、覚えてる?」 私は『覚えてるよ』の言葉に期待してた。 「約束?何だそれ」 ………………え? 「ほん……きで言ってんの?」 「何のことだよ?」 涙が頬をつたった。 「もう…いいよ。優斗な‥んか」 「あっっ‥おい!!待てよ」 私は気づいたら 走っていた。 だって 辛かったんだもん。 私は優斗を意識してた…… けど 優斗は私を意識してくれてなかった。 もぅ バレンタインなんか いいや………………。  
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