2月10日

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2月10日

朝。 いつものように 家を出る。 すると 朝が弱くて、いっつも寝坊する向の家の奴が出てきた。 私は 原 幸乃。 今、家から出てきたのは 斎藤 優斗。 私の好きな人で 幼なじみ。 「優斗、今日は早いじゃん!」 「あ~?まぁな~」 「何で何で!?」 「………べっつにぃ…♪」 「?」 まぁいいや。っと 思い聞くのをやめた。 「それよりさ~」 と優斗が言ったから 「なに?」 と答えた。 「もうすぐバレンタインじゃん?もちろんくれるんだろ?義理チョコ~」 「当たり前!義理チョコね」 ………義理チョコじゃなぃけど。 「ユキ(幸乃のこと)もそろそろ本命作れよ!俺んなに食えねぇよ~」 えっっ! 「………いらないの?」 「いる!!」 「なんじゃそりゃ!?」 「ユキのチョコうめぇもん」 沈黙が続く。 今の私きっと 真っ赤だ。 ニコニコしながら普通にしてる優斗に腹立つ!! でも嬉しい……♪ そんな いい感じのまま 私達は学校へ向かった。
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