Daily Broken～非日常の世界へ～

捌章 特別任務……なのかな？

銀華『何を言っておるのじゃこの馬鹿者が!!!』

ｽﾊﾟｧｰﾝ!!!!

無でハリセンを創った銀華は力一杯ユイをぶっ叩いてツッコミを入れた。

ユイ「っーーー……はっ…私は何を!?!?」

神夜じゃないと気持ち良くはないらしく頭を抑えて痛がっていたユイはなんとか正気に戻った。

こんなやりとりのお陰でそれなりに高かったこのクラスでのユイの評判は地へと落ちた。

ユイ「えーと…じゃあ丁度いいんで神夜さん自己紹介でも…」

などとただユイを捜していただけなのに全員に自己紹介する羽目になってしまった。

流石にそこまではする気のなかった神夜だが生徒達の期待する視線が突き刺さる。

神夜「はぁ…神夜」

仕方ないので溜め息混じりに嫌そうに名前だけ呟いた神夜だった。

銀華『まぁマーヤが認められてるようじゃし儂もちゃんと名乗ろうかの…』

そう呟いた銀華は人型を解除して獣状態に戻った。

銀華『儂はシルバーウルフの銀華じゃ…ちなみに神夜の使い魔でもある』

一部はＳＳランクである銀華が人型になれていた事に疑問を感じたようだが大部分は銀華の毛並みに見惚れている。