捌章 特別任務……なのかな?

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マーヤ「………狡い」 自分の時とは違う神夜の手つきに頬を膨らませて不機嫌丸出しなマーヤだった。 由佳(うぅ…あたしの自己紹介は?) 和やかな雰囲気を出している神夜と茉莉に由佳はうっすらと涙目になる。 神夜「ありがと」 茉莉「また触っていいにゃ」 満足した神夜が手を離すと完全に警戒心のなくなった茉莉がニット帽を被ってから満面の笑みを見せた。 由佳「あ…あああああたしはひっ柊由佳よ。よよよろしく」 神夜の視線が茉莉から自分に移った事に気づいた由佳は赤くなってガチガチに緊張しながら自己紹介をした。 ギルディ『緊張しすぎやろ』 そんな由佳にギルディがツッコムが神夜達にしか聞こえないので意味がない。 銀華『それで…おぬしはなんのハーフなんじゃ?』 ギルは置いといて匂い的に由佳も人間ではないので銀華が訊ねる。 由佳「あたっあたしはえっえりゅ…ひたい」 必死に自分の種族を伝えようとした由佳だが肝心な所で噛んでしまって悶えている。
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