1.俺、恋しちゃいました

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   ―日曜日― 母 「あらいらっしゃーい!!  うわぁべっぴんさんねぇ、  真樹央ったら  こんな素敵な彼女  捕まえちゃって♪  やるじゃないの。」 真樹央 「母さんはしゃぎすぎ。」  一階からかすかに聞こえる声  部屋でそれを聞く真沙夫 真沙夫(M) 「ん?  ああ、こないだ言ってた  兄貴の彼女か…  ほんとに連れてきたのかよ、  舞のこと少しは  考えてやればいいのに…」  ガチャっとドアを開ける母 母 「ほら真沙夫っ、  真樹央の彼女さん来たわよ!  あんたも挨拶しなさい!!  すっごいべっぴんさんよ~、  ふふっ」 真沙夫 「え~いいって俺は…」 母 「いいから来なさいって!!」  しぶしぶ階段を降りる真沙夫 真沙夫(M) 「別に兄貴の彼女が  誰だろうと  俺には関係ないのに…」 真樹央 「真沙夫、紹介するよ。  俺の彼女の霜月琴子。  高校のクラスメイトなんだ。」 琴子 「霜月琴子です。  真樹央の弟さん?  よろしくね。」 真沙夫(M) 「そこにいたのは…  あのときの、あの人だった」  
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