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真沙夫
「………無理だろ…」
母
「え?何か言った?」
真沙夫(M)
「もうダメだ俺、
忘れるなんてできない!
兄貴の彼女だからって、
諦められっかよ!!
やっぱり好きだ!!」
真沙夫
「母さん!!
俺、兄貴超えるから。」
母
「…どっどうしたの
真沙夫いきなり!?
何か悪い物でも食べた!?」
真沙夫
「バカにしてんのか。
俺は大真面目だ。」
母
「一体どうしちゃったの…?」
―真沙夫の部屋―
真沙夫
「とは言ったものの…
超えるって具体的に
どうすればいいんだ?
それに例え兄貴を
超えたとしても、
琴子さんが俺を
好きになってくれるか
どうかなんてわかんないし…」
真沙夫
「とりあえず琴子さんに
俺の存在をアピール
しなきゃだな。
覚えてもらえないことには、
何も始まらない!!」
舞
「ただいま~」
母
「あらおかえり舞、
実は今ねー…」
真沙夫
「げっ、舞帰ってきた!!
まずいだろ、今琴子さん
来てること知ったら……」
舞
「なんですってぇええ!?
まっまき兄の…
まき兄のかのっ、
彼女がああ!?」
真沙夫
「はい、
わかりきってた結末ー。」
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